巫病(ふびょう)とは?|巫病専門家の見解

2021年10月更新:

 

巫病(ふびょう)についてお調べの方へ

 

巫病(ふびょう)専門家の松井久子と申します。
(電子書籍「巫女体質」著者/瓊奈川神社宮司)

 

これまで専門家として、
10年近く「巫病(ふびょう)かもしれません」と言う方の
対応をしてきて、判明したことがあります。

 

それは、
「巫病(ふびょう)なんです」
「巫病(ふびょう)かもしれません」と相談に来られた方は、

 

「巫女体質(霊媒体質)」ではあるものの、

 

「巫病(ふびょう)」ではなかったということです。

 

当方の過去記事に、巫女体質=巫病であるとの誤解を招く表現がありましたことをお詫び申し上げます。

 

巫女体質の人は、
本来の意味における巫病(ふびょう)にかかることはありませんし、
シャーマンになる必要もありません。

 

当教室にて学んだ方は、
住まいと家系のお清めを丁寧に行うだけで、
皆、障り(心身の不調や家庭内の不和)が解消しています。

 

もし、
霊的に敏感な巫女体質の人が、
第三者に巫女やシャーマンになることを
勧められるようなことがあった場合は、
注意が必要です。

 

近年、
自己判断で巫病かもしれないと思い込んでしまったために、

 

経験する必要のない霊障を引き寄せて、

 

取り返しのつかない精神的な問題を抱えてしまう人が後を絶ちません。

 

どうぞご注意ください。

 

詳しくは、下記のお知らせをご確認ください。

 

【お知らせ】
◆ 2021年10月16日に、電子書籍『巫女体質』を出版しました。
巫女体質や、巫病(ふびょう)の本当の意味について明かしています。
「新・巫女体質チェックシート」のプレゼントもございます。最新情報をご確認ください。

電子書籍『巫女体質』

 

◆ 巫病(ふびょう)に関する情報をまとめました。こちらもご覧ください。

【私は巫病(ふびょう)なのでしょうか?|巫病に関する霊的サービスの危険性】

 

 

カワセミ

 

 

巫病(ふびょう)もどきという霊障 (2021年10月更新)

 

神の計らいによって与えられる巫病(ふびょう)について語るのは、本来、大変、畏れ多いことです。

 

私は、巫女体質、巫病(ふびょう)専門家としての経験を重ねるごとに、

 

「不特定多数の方が見ている場所で、
巫病(ふびょう)について語るのは、慎むべきである」

 

と感じるようになったため、この数年は、それらの発信をなるべく控えておりました。

 

 

巫女体質について語るのも、

 

誤解を招くことを恐れて、慎重になっていました。

 

 

しかし、誤解を招く恐れがある話題を自分が慎んでいても、

 

誤った情報が広がっていく風潮そのものは止められません。

 

 

正しい情報を発信し続ける方が重要であるということを、

 

拙書「巫女体質」の出版を通じて、

 

学ばせていただきました。

 

 

 

さて、

 

あなたは、ご存知でしょうか。

 

 

 

パソコンのウイルスが進化し続けるのと同様に、

 

霊障も進化し続けるということを。

 

 

近年、巫病(ふびょう)という言葉が広まりつつあるのを良いことに、

 

「巫病(ふびょう)もどき」

 

 

という新しい霊障が流行っているようです。

 

 

 

(正確には、このような症状自体は、今も昔もかわらずあります。)

 

 

 

自分を神と崇めてもらいたがっている「からかい目的の霊」は、

 

巫女やシャーマンになる人がかかるとされている

 

「巫病(ふびょう)」をとても便利な言葉だと思っています。

 

 

その一言を引き合いに出すだけで、

 

簡単に巫女体質の人を操作できるのですから、

 

とっても魅力的な、マジックワードなのです。

 

 

そこで、

 

「巫病(ふびょう)もどき」の霊障状態をチェックできるシートを作ってみました。

 

 

 

「からかい目的の霊」の憑依を受けている時に起きる現象をお話しします。

 

 

 【巫病(ふびょう)もどきチェックシート】

 

 

 

〜「からかい目的の霊」に憑依されている時におきやすいこと〜

 

 

□ 自分は「巫女」として、神さまの声を届けなければいけないと思う

 

 

 

□ 自分は「巫女」として、神さまと人をお繋ぎしなければいけないと思う

 

 

 

□ 前世で巫女だったことを思い出したような気がしてくる

 

 

 

□ ブログ等で発信しなければいけないような気がしてくる(無意識レベルでは、何かがおかしいことに気づいているので実名は出せない)

 

 

 

□ 沖縄のノロ・ユタについて調べ始める

 

 

 

□ 今まで辛かったことが全て巫病(ふびょう)のせいだったような気がしてくる

 

 

 

□ 神社に神さまがいたりいなかったりするのがわかるような気がしてくる

 

 

 

□ どこそこの神社に行きなさいという声が聞こえる

 

 

 

□ 指定された神社に行ったら、次なる神社に行きなさいという声が聞こえる

 

 

 

□ 神社巡りのミッションをクリアするたびに、霊格が上がったような気がする

 

 

 

□ 神さまのメッセージを伝えたら喜ばれたので、やはりこれは自分の天命だと思う

 

 

 

□ 神社の巫女さんは本物ではないという気がする

 

 

 

□ 家族は自分の状態を深くは理解してくれないので、ネットで出会った人とだけ話をする

 

 

 

□ 自分の周囲にイエスマンだけを集め始める

 

 

 

他にも現象はありますが、
こんな兆候が重なったら、
お気をつけください。

 

 

実際には、
自分が「からかい目的の霊」に憑依されている時、
そのことに気づくのは至難の業です。

 

 

場合によっては、
「からかい目的の霊」の知性が高いこともあるからです。

 

(大抵、支配を受ける人と同等の知性を持っています。)

 

 

だから、
周囲の人が、
注意深く、見てあげることが大切です。

 

 

もし、
身近な方が、
「からかい目的の霊」に憑依されているかもしれない、
と思った時は、
本人の語るメッセージを真に受けないようにしてあげてください。

 

 

「からかい目的の霊」は、

 

「自分の言うことを誰も聞いてくれなくなった時」
に離れていくからです。

 

 

誰か一人でも、
有難がって聞いてしまうと、
「からかい目的の霊」は、
面白がって、どんどん神さまのふりをしてしまいます。

 

 

また、素人判断で、除霊やお祓いをしようとしたら、それも逆効果となります。

 

ただ、無視すること。

 

それが最善の対処法なのです。

 

 

(これは、子どもが、大人の注意を引くために、
好ましくない態度をとるようになった時の対処と同様です。

 

子どものおふざけに大人が真剣になって反応すると、
子どもは大人の注目を集めることができたのが嬉しくて、
もっとやってしまうのと同じ仕組みです。)

 

 

以上は、過去の私自身の失敗の経験と、
それを乗り越えた後、
専門家として「巫病(ふびょう)もどき」の状態にある人の対応を
多数、行ってきた経験からお話しさせていただきました。

 

 

 

 

以下は2015年に公開した情報です。最新情報は、電子書籍『巫女体質』をご確認ください。

巫病(ふびょう)について(2015年公開の情報)

 

 

巫病とは、神仏に仕えるシャーマンになる過程において経験する心身の状態のことをいいます。

 

この記事では、巫病の期間に起きやすいことをお伝えします。

 

その点をどうぞお忘れになりませんように。

 

【巫病の期間に起きやすいこと】

 

・人生がやたらと困難や苦しみに満ちていく

 

・死を覚悟するような恐怖の体験が続く

 

・大切な人が不幸な死に方をするのを目の当たりにする

 

・憑依現象に次々に襲われる

 

・性格や言動がコロコロ変わると言われる

 

・人ごみに出ると心身が不安定な状態に陥りやすくなる

 

・夢を沢山見るようになる

 

・いつまでも眠り続けてしまう

 

・特定の神仏との繋がりを意識するようになる

 

・家族や親戚関係の不和が続く

 

・異性関係において共依存の関係性に陥る(相手に酷い扱いを受けても離れられない)

 

・性的なトラウマに関する記憶が蘇る(あるいは性的なトラウマになる出来事に遭遇する)

 

・お金や生活に関する恐怖心が強くなる

 

・それまでの仕事や人間関係を続けられなくなる

 

・人の想念にますます敏感になる

 

・突然、強い不安や悲しみがやってきたり、抑えきれないほどの怒りが湧いてくる

 

・写真に写る顔が毎回別人のように映る

 

等々、書ききれませんがこのような経験をされる方が多いようです。

 

(個人差はあります。)

 

 

巫病を経験する方は、自らの精神性を高めるために、今回の人生でこれらの課題を乗り越えると決めて生まれてきています。

 

この過程は、貴方自身の魂が決めたことだから、必ず乗り越えられます。

 

途中の道がどんなに辛くても、歩き続けた先には、今以上に神仏のご加護を受け取れるようになっていきます。

 

それまでどうかご自分自身を知り続けることを諦めないでください。

 

貴方がいつでもどんな時でも守られていますように、毎日、お祈りしています。

 

「巫女体質のための神道教室」は、「掃除・片付けを基礎とした家宅のお清め」を巫病(ふびょう)や霊障改善のはじめの第一歩としてお教えしています。

 

 

霊障について

 

巫病の症状についてご説明しましたが、その項目の中に

 

・憑依現象に次々に襲われる

 

というものがあります。

 

これは霊障のオンパレードとも言える状態です。

 

巫女体質の方は、未成仏な存在や人の痛み・苦しみ・悲しみに共感し、人一倍強く感じる性質を持っているため、「この苦しみを理解して欲しい」と訴える存在をどんどん集めてしまうのです。

 

霊障が酷い時は、個人差はありますが、数百体もの未成仏霊に憑依されていることもあります。

 

生霊も含めて、多くの人の痛み苦しみ悲しみを一手に引き受けるので、生きているだけで耐え難い苦しみを味わうことになります。

 

以下に霊障が酷いときの状態を記します。

 

【霊障の症状】

 

・身体が常に冷えている(夏でも冷えます)

 

・家の中でラップ音がする(夜になるとパシーッという音が聞こえる等)

 

・電化製品がよく壊れる
(買ったばかりですぐ壊れたり、修理してもすぐ壊れたりします。)

 

・頭の中で常に色んな声が聞こえる
(頭の中から暴言や批判が絶え間なく聞こえてくることもあります。)

 

・未成仏霊の助けを求める声が聞こえたり、見たくないものが見えたりする

 

・一人でいても誰かと一緒にいても深い孤独感を味わう

 

・人の多い場所に出るとすぐに苦しくなる

 

・楽しそうにしている人と一緒にいると苦しくなる(クリスマス等のイベントや宴会などは拷問のように感じる)

 

・感情が不安定で些細なことで深く傷つき涙が出てくる
(周囲からは優しくされるどころか、「その程度のことで騒ぐなよ・・」と迷惑がられる)

 

・デパートやスーパー、ブティック等、お店の中を考え事をしながらグルグル回ってしまう
(まるで自分自身が浮遊霊のような状態になっている)

 

・約束の場所に辿り着くことや約束の時間を守ることが非常に困難になる。
(どんなに前もって準備をしていても何かしらのトラブルが発生して約束の日時・場所に辿り着くのが非常に困難になる。結果として社会的な信用を失いやすくなり、孤独な状態に追い込まれる。)

 

・些細な事でも自分の望みを叶えるのが難しくなる

 

・助けを求める声を上げることができなくなる。あるいは窮状を必死に訴えても誰にも理解してもらえない。
(酷いときは頭がおかしくなったという扱いを受け、余計に酷い目に会うので何も言えなくなる。)

 

・人前に出ることが恐怖そのものでしかなくなる
(SNSやブログ等に名前や顔を出すのは恐ろしくてできない)

 

霊障が酷いときは自分ひとりの力で這い上がるのはとても困難になります。

 

また、これまで誰に訴えても中々理解されなかったという経験があるため、人にヘルプを求めるのも怖く、八方ふさがりの状態に追い込まれてしまいがちです。

 

巫女体質のための松井神道教室では、巫女体質の方が社会に受け入れられ、安心して暮らすために必要なお清めの方法を習得していただけるよう、「お清め士講座」を開講しています。

 

講座の受講はまだ難しそう、という時は、個人相談(オンライン・電話・対面)をご活用ください。